子ども・青少年対象のキャンプやプログラム、また子育てに関わる全ての人を支援する講座等。

6/10、あいにくの天候でしたが、室内はタイの国旗や民族衣装などで装飾され、雰囲気は満点です。年長から小学5年生の18人の子どもたちとタイ語に触れながらタイの暮らしや文化など色々なことを学び、体験しました。
タイ式じゃんけんにはじまり、日本でもおなじみのイスとりゲームやハンカチ落としのタイ版をしたり、覚えたタイ語を使ってかるたをしました。映像クイズにもチャレンジ。映像を通してタイの文化、習慣などいろいろ学びました。最後、子どもたちには今日の出来事を絵日記にして、持ち帰ってもらいました。

　わくわくの郷で切ってきた竹を使って流しそうめんをしました。まずは、ナタを使って１本の竹を割るところから始まります。リーダーが金づちでナタを打ち込んでいくと、バキバキと竹がきれいに割れました。
　リーダーが竹の節を削ってコースを組み立てている間に、メンバーのみんなは輪切りにした竹を磨いてマイ器を作りました。紙やすりでこすって、ペンでいろいろな絵を描き、世界に一つのマイ器が出来上がりました。
　 流しそうめんが始まると、みんな夢中で流れてくるそうめんをとり、食べきれないくらいマイ器に入れていました。最後には、おかず用に用意したソーセージまで流れてきました。
　そうめんを食べ終わった後は、牛乳パックで舟を作ったり、庭で水遊びをしたりしました。舟は輪ゴムを動力にして水の上を進みます。水遊びでは、水風船や水鉄砲を使い、リーダーもメンバーもビショビショになっていました。
　本格的な流しそうめんを体験し、水遊びでは思い切りはじけ、みんなで楽しい１日を過ごすことができました。

　今年のクリスマス会では、みんなで部屋いっぱいの大きなすごろくを作って、世界一周すごろく大会をしました。
　世界地図の上にマスを並べ、日本からスタートしてアジア、ヨーロッパと各大陸を通って北アメリカのゴールを目指します。すごろくのマスの中には「クイズ」や「１回休み」「１つもどる」と書いたものもあり、「クイズ」に止まると、いろんな国に関するクイズに答えなくてはいけません。グループで相談して、熱心にクイズの答えを考えていました。今回はサイコロの目の出方に運不運があり高学年チームが勝利しましたが、低学年チームもよく頑張りました。
　お昼ごはんはピザを作って食べました。自分たちでソーセージやトマト、チーズのトッピングをして、リーダに焼いてもらって食べました。好き嫌いのある子もいましたが、上手に具材を分け合って、みんなおいしくいただきました。千里の配色ボランティアの方たちに作ってもらったスープはおいしくて、子ども達に大人気でした。
　１日のプログラムでしたが、時間もあっという間に過ぎ、楽しい１日となりました。

　今年の春キャンプは、電車とバスを乗り継いで大阪能勢町の山の中にある豊中市立青少年自然の家「わっぱる」に行きました。東日本大震災被災者支援のわいわいステイプログラムに参加して福島からやってきた子どもたち7名も一緒です。
　１日目はあいにくの雨でしたが、「わっぱる」館内でクイズラリーやフォトフレーム作り、ゲーム大会など、いろいろなプログラムを楽しみました。とくに館内のあちこちに貼られたクイズを探して解いていくクイズラリーや夜のゲーム大会では、グループで協力して取り組み、大いに盛り上がりました。１日目でグループがぐんと仲良くなったように感じられました。
　２日目はお天気になり、野外炊事をすることができました。ダッチオーブンを使って「鶏の丸焼き」を作りました。調理から後片付けまで高学年のメンバーが大活躍してくれました。丸まま一匹の鶏を見るのも初めてです。焼きあがってダッチオーブンを開けたときのわくわくは忘れられません。
　新しい友達と、いろいろな初めての体験。メンバー一人ひとりがたくさんの思い出を作ることができた２日間でした。